2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

20枚目〜49th Secession Exhibition Poster

Egon Schiele(エゴン・シーレ) 《第49回ウィーン分離派展》1918年 夭折の若き天才 ナルシスト的な自画像が有名だけれど、このポスターもいいよなあ 松屋銀座「アール・ヌーヴォーのポスター芸術展」で8月25日〜9月6日の約2週間だけ開くのかぁ 行きたいけれ…

自転車繁栄の街

自転車と街の共存に関しては、デンマークが有名だけれども、ドイツでも電車の中に自転車をそのまま持ち込めるなど、日本よりかなり自転車は街と親密だ 街中のこの電柱などは、ペダルとシューズを固定することが多いスポーツ自転車に乗る人ならば、誰しもいい…

面白いと感じる理由

コメディなので、面白く感じるように作られてある 見てみると確かに面白い 本気で走っているロードバイクをママチャリのようなもので軽々と抜いていったり、踏切で難儀をしている横を、颯爽と抜いて行かれる様子は笑える なぜそこに面白さを感じたのだろう …

雨の日の行動

ルポライターの沢木耕太郎氏が、出社初日、雨が降っていて、自分はこのまま傘をさして会社に行って社会人になって行くのが嫌で、初日にして辞めてしまったのは有名な話 それは極端な例だけれど、自分も高校生の頃、少しくらいの雨で傘をさすのが嫌いだった …

文化の変遷①〜音楽と時代…音楽のジャンル

その時代その時代の音楽というものがある その時代その時代に使われた楽器やレコーディング後のミキシングの違いということもあるけれど それ以外にもその時代を特徴付ける特有の音楽がある1950年代、1960年代、1970年代、1980年代、1990年代以降 それぞれ特…

 19枚目〜Kleine Welten

小さな世界 Ⅱ 1922年の作品 ワシリー カンディンスキー WASSILY KANDINSKY, 母国語のスペルなら懐かしきロシア語のКандинский 「小さな世界」シリーズ全12点の中の2番目の作品 リトグラフ独特の色使いだよなあ 色の輪郭がくっきりしていて鮮やかで生き生きし…

図書館の試み

2010年は国民読書年だそうな(全く知らない)これを記念して、葛飾区の図書館で「はてなぶっくす?」なる企画をしていたそうだ(ひらがなってどうよ) 自分は葛飾区のカードはつくることができないので残念(でもこんど行ってみよっと) 「はてなぶっく…

考えることと感じること

Don't Think. Feel! (考えるな、感じるんだ!) ブルース・リーが映画の中で少年に武道を教える役での有名なセリフ アメリカ生まれのアメリカ育ちの彼、普通に英語でさらっとこのセリフを付け加えることができたんだろうなあ シンプルな言葉 なかなか出てく…

動物の意思

人間も動物の一種 けれども動物と言ったら人間以外を指すのが普通 動物園の檻の中に人間は飼われていない 猫や犬には野良猫や野良犬もいるけれど、ほとんど人間が飼っている場合が多い 野良豚や野良馬はいない 人間に飼われることを前提とした動物が、人間に…

18枚目〜 St Martin in the Fields

William Logsdail 1888年作品 テート・ブリテン所蔵 ロンドン1805年の海戦勝利を記念して造られたという大英帝国繁栄のシンボルであるこのトラファルガー広場で、作品完成数ヵ月前に、言論の自由を求めて市民と警官が対立した血の日曜日事件があったそうな …

既成概念の打破

ものごとは、その目的によって次第に特化されてゆく 進化の過程を知らない場合、今あるものを当然として受け止めることになる ロードレーサー 速く走るという目的だけのために進化した その目的ゆえに、速く走るということ以外のものは、考慮されていない 乗…

絵を描くという行為

直線を描こうとしても、正確にまっすぐに描くことは困難だ 指の筋肉のバランスが影響するのかもしれない円を描こうとしても困難であるのも同じだ でも、おおよそは描くことができる 風景画を描こうとしたとき、人物像を描こうとしたとき 見たままに描こうと…

デザインの進化

洋服でもなんでも、その時代その時代の流行というものがある作る側、売る側が、今年はこれでいきましょうというのはよくある話しだけれど、そういうものは別として、純粋に買う側の好みが変わることもある 当時、かっこいいと思っていた服でも、今それを見る…

知らない道と知っている道の時間の感覚

何かに集中していると、時がたつのを忘れ、あれっ、もうこんな時間なんだということはよくある 同じように、初めて通る道より、慣れている道を通る方が時間的に短い気がするのはなぜなのだろう同じ道でも、何度も通るにつれ、最初よりは短く感じる かかって…

ステキな雲�

昨日のYAHOO映像トピックスに載っていた モーニング・グローリーというそうな 初めて聞いた呼び名だけれど、まさに天空のサーフィンという感じでとても興味深い 実際に飛んでいる人いるし ついでに雲好きのサイトで探したらこんな写真もあったけれど なんだ…

17枚目〜Le Repos pendant la fuite en Egypte

Luc Olivier Merson 1879年〜1880年の作品 新約聖書のこのテーマの作品は数あれど、彼の作品が好きだなあ 宗教画は、その宗教性を超えたところに名画として存在する 130年も前の作品ちょっぴり幻想的 なぜか空を見つめ微笑んでいるスフィンクスがかわいい リ…

子どもと大人の経験の違いによる考え方の差異⑤

昨日からの続き 先に言葉がある その言葉を前提として、考え方が決まり、その繰り返しにより経験が積み重なる そのことは日本語だと特に分かりやすいと思うのだ 例えば一人称 海外の言葉に比べ、日本は一人称を指す言葉が多い 私、俺、僕、わし、あたい、わ…

その理由は何なのか][思ったことのつぶやき]子どもと大人の経験の違いによる考え方の差異④

昨日の続き言葉が増えるにつれ、言葉にまつわる思考回路もその分複雑化する 人の感情だってそうだと思う 例えば楽しいという気持ち 自分が「楽しい」と言葉を発するのは、今の自分の気持ちをその言葉で伝えることが適切だということを経験によって学んだこと…

子どもと大人の経験の違いによる考え方の差異③

昨日より続く先に言葉ありき 言葉があることにより、自分が何を考え、何を感じているのかがはっきりするようになる 輪郭がぼやっとしていたものが、適切な言葉が見つかると、ああそういうことだと再認識することがある 言葉が増えるにつれ、言葉にまつわる思…

子どもと大人の経験の違いによる考え方の差異②

昨日より続く 人はどうやって経験を積むのか人は会話をして他者とのコミュニケーションをとり社会生活を営んでいる言葉を発している言葉は自分の意思を他者に伝えるための1つのツールだ 小さな子供はボキャブラリーが少ない なので自分が今何を考え、何を感…

子どもと大人の経験の違いによる考え方の差異①

大人から見れば、そんなことで泣かなくてもと思うことでも小さな子供は本気で泣く ちょっとしたことでも満面の笑みを浮かべる 子供だからと言っても考えていることは同じ 自分を思い出してみればそれはわかる 幼稚園のときに、いつもブランコに揺られながら…

ダルマ自転車

現代版のダルマ自転車 よくまじめにつくったものだ スポークだし 特注のハブなんだろうなぁ 移動手段としての快適さを追求し、自転車は生まれたはず これを見る限り、快適さには程遠い 100%遊び 遊び心にあふれていて素敵だ 本来の目的を持たず、利用者…

16枚目〜道路と土手と塀(切通之写生)

岸田劉生 1915年作品 重要文化財にも指定されている有名な絵 初めて見たのはいつの頃だったのか忘れたけれど 学校の美術の教科書か何かに載っていた記憶がある 今も見るたびに新鮮さを失わない 技術的にどうこうの問題ではなく 単純にこの絵から湧き出る力強…

一流選手とその練習及びその意志

一流のマラソン選手というのは辛い練習をするのではなく、普通にできることのレベルを高くする練習をするんだそうな 辛い練習は結局続かないし、身体を壊すことにもつながりやすいからだそうな なるほどなあ 大会前に足を痛めてまったく走る練習ができなかっ…

高い所

珍しいものを見たがるというのはどういうことなのだろう行ったことのないヨーロッパの城や、昔からある古風な街並みなど、ぜひ見てみたいという気持ちがある それは、自分にとって珍しいから 日常で経験できない、美しいと感じる街並みを見ることができるか…

15枚目〜Absinthe

Leonetto Cappiello(1875-1942) この人の珈琲のポスターは持っているけれど、これもいいなあ 酒は飲めないので、アブサンというリキュール、全く知らないけれど このポスターを見ると飲んでみたくなる 女性の視線と手がなんともかわいらしい おいしいでし…

踊り

明らかに練習した人たちが踊っているけれど どうみても素人の集まりマイケルジャクソンのMTVでの、ぴったりそろった素晴らしい踊りもかっこいいけれど こういう素朴な踊りもいいおばあちゃんも楽しそうに踊っている終わり方がまたいい 何事もなかったのかの…

写真③と日記

目で見た風景と写真との違いもちろん大きさを忘れることはできない人の顔が映っている写真に、自分が興味をわかないのは、ひとつにはその非現実的な大きさもあると思う どんなに正確に再現された写真でも、1枚のスナップ写真の大きさの人は現実にはいない そ…

移動手段の速度と生活習慣

現代の車社会 登録台数からすれば、国民の過半数が車を所有していることになっている移動時間 それは普段の生活の中で一番無駄な時間であると思う だからこそ人は、移動中に、本を読んだり、疲れをとるべく眠ったり、目的地に着くまで何かをする 何もしてい…

写真②

目で見る世界とレンズを通した写真との違い 他には、色だろうなあ 目で見る世界の色は、おそらくものすごくカラフルだ 写真は、しょせん作られた再現の色 2進法のデジカメならば、色は点の集まりでしかないし、なおさらだ 特定の色を強調して作りだした写真…