2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

10枚目〜ロジーナ、カプリ

John Singer Sargent 1878年ジョン・シンガー・サージェント 同じカプリを描いてはいるけれど、楽しそうな後ろ姿 カプリにしては、真っ白い建物を描くのではなく、ほんの少しだけ、汚れが見える その汚れは決して汚らしいものではなく カプリの白い建物をこ…

9枚目〜カプリの階段

John Singer Sargent 1878年 ジョン・シンガー・サージェント 生涯独身だったという彼 女性の絵が多い彼の中で、この絵は人物が出てこないけれど、とても女性を美しきものと見ていたと思う そんな気がするどうしてこの絵を観ていると落ち着くのだろう そこに…

考えるということ

目の前の10玉を見つめる そこには「日本国十円」と書かれた平等院鳳凰堂が映る表と、その裏には「10」と書かれた裏がある 生まれた時から10円玉はデザインは変わっていないけれど、数字が書いてある裏には、「円」が書いていない あまり気にしたことは無かっ…

言葉と行動

宇宙飛行士の山崎直子さんが言ったそうな「大切なことは、言葉より目に見える行動です」と 営業で結果を求められる場合、社内で上司に「言葉」でいくら説明しても、誰も納得はしない あくまでも数字をとってくるという「行動」が求められる 社会生活において…

その1〜モルディブ〜

疲れたときなど、ふっと海を見たい 小さなころからそうだったたぶんそこに水平線が見られるから 地球の大きさを肌で感じ取ることができるから地平線は、東京では見れないから モルディブ「島々の花輪」 そこには自分が見たことのない海がある 海の色はこうで…

翻訳

『武家屋敷』はSamurai Residence と訳されるそうな「屋敷」という単語のみに着目していたら、自分だったら「Residence」なんて出てこないなるほどなあ、うまいなあと思う同じ言葉を翻訳するにしても、日本人が日本語以外の言葉に訳すのと、他の国の人が日本…

和製英語

『天保の改革』は、英語で説明すると「TENPOU REFORM」だそうな Reformは、和製英語なので、改革を意味する本来のReformでいいのだけれど、「リフォーム」という言葉に慣れている日本人である自分には違和感を感じた 日本語は表意文字と表音文字とからなる …

爺様の活躍

今日の産経新聞に、技術経営学専攻という難しそうな分野で人材育成論の論文を書き、86歳で博士号を取ったという、だっこちゃんやりかちゃん人形で有名なタカラトミーの創業者佐藤安太さんの記事が載っていた77歳で引退して、人生このままでいいのかと疑問を…

8枚目〜大工の聖ヨセフ

ジョルジュ・ド・ラトゥール Georges de La Tour 1642年ヨセフとイエスが描かれているのだけれど 一般人が観る場合、そんなことはどうでもいい 宗教画ではあるけれど、名画はその宗教性を越えて楽しめるヨセフだろうが、ヨーデル(♪ラーララリホ〜)だろうがヨダレ…

脳と音楽

理性は右利きをつかさどる左脳であり、感性は左利きをつかさどる右脳であるというのはよく聞く話し 言語中枢は左側に大半があるらしいけれど、右側も使っていると聞く 久保田さんの本によれば、 音学を聞いて働く脳領域は、歌詞の有無に関わらず、言語に関連…

脳と運動②

脳に関するランニングの効用 有酸素運動と無酸素運動をおりまぜると、長く続ける運動も、短期間に強い筋肉を必要とする運動も得意になる効果があるふむふむ短距離と長距離をおりまぜると短時間でも効果的ランニングにもインターバルトレーニングは効果てきな…

脳と運動

「脳を良くする小さな習慣」久保田 競 著 (アスキー) 脳と運動との関係は、今まで意識したことがなかった この本を読んで、なるほどと思う点がたくさんあった快い感じを起こす刺激をうけると、ドーパミンが分泌され、神経細胞の働きをよくする このドーパ…

桜が散るのは、風の強さなど場所的な問題もあり、木々それぞれバラバラだけれど、 桜が咲くのは、同じ地域ならほぼ同時だその理由は何なのだろう隣の桜に連絡をしたかのように同時に咲くなんでも、人間には聞こえない信号で、「今から咲かせるぞ」と近隣の桜…

街中の風景

電車の中で、小さい子がよく一番前か一番後ろに立って、外を楽しそうに眺めている 外を見たいだけならば、わざわざ一番端まで来て見る必要はない ドアの横から見ればいいのだから自分も小さい頃から、一番端に立って外を見ることが好きだった なぜなのだろう…

空を旅する自由

パラグライダー友人が学生の時に乗っていた そういう存在を初め知って以来、とても憧れていた空を飛ぶ、それが理由で憧れていたのだと単純に思っていたでは、どうして空を飛ぶことに憧れたのか 海の中を魚のようにに泳ぐことと 空を鳥のように飛ぶこと人類の…

街中の風景

ダイヤモンドは、その美しさゆえではなく その希少性ゆえに価値があるというなるほどものの価値は需要と供給のバランスによって決まるのが一般毎年春になると咲く桜 2週間もすると散ってゆくこの2週間のために桜の木は1年をかける希少と言えば希少 ヨーロ…

電車の中の騒音と集中力

電車の中で自分は音楽を聴くことが多い そして本を読む基本的に本を読むのは電車の通勤時間のわずか7分読書にあてる時間は人より少ない なので、その時間は集中して本を読みたいいわゆる「ながら」 でもこの音楽と読書の「ながら」は少数派なのだろうか友人…

3月29日に行われた「孫正義 LIVE 2011」と題した講演会の書きおこしたものをネット上で公開されていたので読んだトップの立場にいる人だと、外部の様々な研究会などに呼ばれて行っても、一個人がすべてを把握しきれるわけではないので、実際に現場の担当責任…

子守唄

小さな子供を寝かしつけようとするとき 子守唄を歌う大人にはしない なぜなのだろうメロディーが、子供に安らぎを誘うのだろうかてっきり、子守唄というものは優しさあふれる内容の歌詞ばかりと思っていた有名なcoventry carol 始めて聴いたのは16歳のとき…

丁寧語の「お」

女性の中では「紅茶」を「お紅茶」と呼ぶ人もいるが 「お珈琲」をは言わない男性でも「茶」と呼ぶ人は少数派で、「お茶」という方が多いこの差はなんなのだろう 短かくて言いにくいものに「お」をつける?「酢」というより「お酢」の方が一般的かなでも「お…

7枚目〜ジプシー女

Henri Rousseau1897年ちょっぴりマンガちっくなその絵は好き嫌いが激しそうルソーのこの絵は、すっとボケたライオンの目つきが可愛らしいリアリティのないタッチその静けさに月の明かりが闇夜を照らす本物は横幅が約2メートルもある大きな絵うちのこの…

コールドリーディング

「亜玖夢博士の経済入門」橘玲著(文藝春秋)を読んで、始めて知った言葉第4講の社会心理学の中で説明されている <コールドリーディング>占い師などがよくやる手法だそうな 自分は占い師が大嫌いだどれどれどんな手法なのだと興味深く読んだ「最近、物忘…