図書館の試み

2010年は国民読書年だそうな(全く知らない

これを記念して、葛飾区の図書館で「はてなぶっくす?」なる企画をしていたそうだ(ひらがなってどうよ
自分は葛飾区のカードはつくることができないので残念(でもこんど行ってみよっと



はてなぶっくす?」なる企画、それは中高生向けに、テーマに沿ってオススメの本を数冊セレクトしたお楽しみセットで、包み中身は開けるまで秘密だという
図書館の利用、それは読みたい本を読む場所であり、借りたい本を借りる場所
しかしこの企画によれば、何を借りるかわからないという、いわば正月の福袋の図書館バージョン
なかなかこういう発想はでてこない


普通は需要があって供給が生まれると思うのだけれど、この企画では供給が先にあり、需要が後にくる

一般書籍に限っても、国内1年間で約7万タイトルほどの新刊が発行されているそうな
マニアックなものを除いて、常時本屋で買うことができるものに限定しても、1日あたり100タイトル以上が発行されている計算になってしまう
当然のことながら、すべてに目を通せる人はいない


これだけの量があると、いわゆるベストセラー以外の本で、自分が気に入るかもしれない本を手に取る可能性は、最寄りの本屋さんの仕入れ担当者と自分の相性が合うかどうかということにかかってくる


図書館に行けば、各図書館それぞれお勧めの本を、それぞれのやり方で紹介していて楽しい
葛飾区のこの企画に需要がどれだけあるのかわからないけれど、面白い企画だと思う
あくまでも中高生向けの企画だそうなので、大人には向かない本も含まれていると思うけれど、大人にもこういう企画があっても面白いと思った



ディランもビックリ度       ☆☆☆☆
ギターはディランよりうまいよな度 ☆☆☆☆☆
目の前で見たかった度       ☆☆☆☆