踊り

明らかに練習した人たちが踊っているけれど
どうみても素人の集まり

マイケルジャクソンのMTVでの、ぴったりそろった素晴らしい踊りもかっこいいけれど
こういう素朴な踊りもいい

おばあちゃんも楽しそうに踊っている

終わり方がまたいい
何事もなかったのかのように、ばらばらに散っていく


どんなに楽しいものいいものでも、強引なもの、わざとらしいものは、なかなかその良さが素直に伝わりにくい
それは価値観の押しつけになるから

この動画がいいなと思ったのは、おばあちゃんの笑顔や、携帯(実にカッコいい宣伝)で、私今駅なんだけど、踊っているの、みたいに友人に伝えているのであろう女性の自然な笑顔が見られたからではなく、はじまり方が唐突で、終わり方があっさりちりじりになっていくところに、押しつけがましいところがなかったからなんだなきっと

映像は誰かに見せるために作られる
たとえ作られたものでも、何かを伝えたいと思ったものでも
見て見てこれを、といったものではなく、つくっている本人が一番楽しんでいる
団体で、同じ行動をすれば、えてして何かを表現したいという意図がでてしまうののだけれど
そうならないものもある

この動画をみてふとそう感じた

初めてサントラの凄さを感じさせた一枚だ度 ☆☆☆☆☆
音を聞いて映像がよみがえる度       ☆☆☆☆
歌詞なんて不要だと感じさせる度      ☆☆☆☆