写真②

目で見る世界とレンズを通した写真との違い


他には、色だろうなあ
目で見る世界の色は、おそらくものすごくカラフルだ


写真は、しょせん作られた再現の色
2進法のデジカメならば、色は点の集まりでしかないし、なおさらだ


特定の色を強調して作りだした写真は、目で見ているものと全く異なる
そこは既に、自然界との色彩の同期を放棄し、独自の色を表現している


どんなに頑張っても、目で見て脳に焼き付いているこの映像に、レンズをとおして再現された写真の情報量がかなうわけがない
3D技術などが一般化されてきている今後は、また変わってくるのだろうけれど
今の技術ではまだまだ難しい


だからこそ、小さな写真では、実写そのものよりも、明るさを強調したり、色彩を強調したり、様々な視覚の世界を生みだす「作られた写真」に、自分は興味がわく

見たまま、あるがままを映し出すのではなく、表現したいものを写しだす
そこに作品を見ている楽しさを感じる


きれいな画像で動いているのを見られるだけで感動だ度 ☆☆☆☆☆
間奏中の彼の目がいっちゃってる度            ☆☆☆
でもちょい長いな度                  ☆☆☆☆