文化の変遷①〜音楽と時代…音楽のジャンル

その時代その時代の音楽というものがある
その時代その時代に使われた楽器やレコーディング後のミキシングの違いということもあるけれど
それ以外にもその時代を特徴付ける特有の音楽がある

1950年代、1960年代、1970年代、1980年代、1990年代以降
それぞれ特有のメロディーとリズム

初めて聴く音楽でも51対49以上の確率で、何年代の音楽かを誰でも当てることができる
51%以上の確率で確率で当るのだから、きっと何か特徴がそれぞれあるのだ


なぜなのだろう


昔の音楽の大半はレコードやCDで聴くしかない
その音楽が蓄音器による再生であれば、音質の差による感じ方の違いが大きいのだろうけれど、レコード時代以降は、SP版でもLP版でも、音質の違い以上に、他の何らかの違いを誰でも感じ取れる

確かに、ヘビメタは50年代にはなかったと思う
その意味で、音楽のジャンルの変化はある

でもそもそも音楽のジャンルってなんだろう
確かに4ビートや8ビートという一般的な違いはあるけれど、必ずしもそれだけでカテゴライズできるわけではない
そもそも音楽をジャンルでカテゴライズする意味は、お店でお客が商品を探しやすいからという程度だと思う
○○だから聴く、△△だから聴かない、そういう人も確かにいるけれど、それはその人がそういう表現をしているだけであって、実際に、どこまでが、その人の○○に入っているのかという境界線は不明だ
TOWERなどで、このCDこのコーナーでいいのか?と疑問に思うことなどたくさんある

音楽のジャンルなんて、その時代によって呼び名が変わるもの

いつのころから、バッハをクラシックと呼ぶようになったのかは知らないけれど
バッハが生きていた頃は、彼の音楽をクラシックなどとは呼ばなかったろう
きっと、もっとも新しい現代音楽だったに違いない

音楽のジャンルの変化

明日以降の思考へ続く


どう見ても60年代だよなあ度    ☆☆☆☆☆
ファッションもおまけに60年代だ度 ☆☆☆
グループサウンドだなあ度      ☆☆☆☆