名前の意味するもの②

昨日からの続き


名前の意味するもの


もし名前がなかったらどうなるだろう
記号の生活
それは昨日考えた
では、もし記号さえなかったらどうなるだろう


ルイスキャロルは、アリスを通して、名前は人を呼びつけるためにあるので、それがなければ便利だといって名前の持つ意味を問いかけている
名前のない森の世界で鹿と仲良くなれたアリス
その森を出ると、鹿はびっくりして逃げてしまう
名前の意味
名前があることで、何かが邪魔をするのか
名前がないことで、生きるもの本来の姿を感じ取ることができるのか
名前がなければ、代名詞なり、これやあれといった指示語なりで指し示すとことなる
そうすれば、お互いの本質に、少なからず、より目が行くことになるのか
名前があれば、名前が先に頭に入り、それを前提としたイメージで、相手を見つめることとなる
意識的にせよ、無意識的にせよ、名前があれば、名前によりイメージが先行し、その概念は固定化されるおそれがある
名前がなかったら、そのイメージは言葉では表現できない
その意識は目で感じることとなる


言葉ではなく、目で感じること、心で感じること
表面的な見方ではなく、物事の本質を見極めなさいという警鐘なのか
ルイスキャロルの言葉


ルイスキャロルは逆説的に名前の重要性を言っているのかもしれない
まはた名前にこだわるな、本質を見極めよということなのかもしれない
言葉を謎めくように、そしてパズルのように巧みに操るルイスキャロル


名前の意味するもの
考えると結構難しい


明日以降の思索に続く



やんちゃなモーガン真剣目線度     ☆☆☆
ボビーティモンズのあご髭がセクシー度 ☆☆☆☆☆
ゴルソン相変わらず優等生度      ☆☆☆☆