風のコントロール

物の温度
それは分子の運動量の違いで決まる
昔、学校で習った


激しく動けば動くほど温度は上がる
熱いという状態
それは分子が激しく動いて隙間がある状態
うんそうだった


その隙間に動きが緩やかな分子が入り込み、分子の運動量が減る
それで温度が下がる
つまり温度は、低い物が温められるのではなく、暖かい物が冷やされる
分子の運動からするとそういう流れになる
これは言っていなかった気がするけれど、理屈からすればこれでいいんだろうなあ


それの自然現象の現れとして、昼間太陽の熱を吸収した山などの陸地は、海より暖かいため、分子運動が活発になり、空気の密度が薄くなり、そこに海からの冷たい密度の濃い空気が入り込む
それが風になる
夜は動いていない山の方が海より熱を放射しやすいため、山の方が温度が低く、風の流れは逆になる
風の流れも昔、先生がそう言っていた
分子と風の流れの繋がりは、先生は言っていなかったけれど、理屈ではあっているんだろうなあ


そういえばちょっと前に、中国が人工的な雨雲の研究をやっていたなあ
どのくらいの効果があったのか知らないけれど


もし風の流れをつくり出すことができれば、雲の流れを操ることができる
雲の流れを操ることができれば、天候の操作もできるかもしれない


いつの日か、地表の色を変えるなどして、太陽熱の吸収を調節できるようになったとき
そのときは風の流れを作り出せるかもしれない


そこまで大がかりなものはなかなか非現実的だけれど
焚き火をすれば、温度が上昇した密度の薄い空気の中に、冷たい密度の濃い風が生まれるように
そんな小さなレベルでも風は作り出せる


ビルの屋上や一軒家の屋根など、統一的に色を変えて、熱の吸収率をを変化させて、街中に風の流れを作り出す
いつの日か、そんな時代がくるかもしれない(こないか)


夏の暑いとき、風をある程度自由につくり出して快適な生活が出来る日がきたら楽しいと思う

風、大好きですから



ジャケを見てるだけで暑くなるわ度  ☆☆☆☆
音を聴いているだけで暑くなるわ度  ☆☆☆☆☆
ジャケを見ていると音が見えるわ度  ☆☆☆