動く歩道

市ヶ谷の地下鉄構内や、新宿西口通路などにある動く歩道
新宿などは、路上生活者排除という目的もあったといわれているし、どちらも別になくても誰も困らないものではあるし、お金の無駄と言われれば無駄
でも自分は大好きだ
乗っていると楽しい
なぜなのだろう

楽だから?
それもあるけれど、楽イコール楽しいというわけでもない
速く移動できるから?
それもあるけれど、速く移動したければ走ればいい
車や電車に乗ればいい
でも車や電車は乗っているだでは特別楽しくない
車は運転していれば楽しい
でも助手席だとそんなに楽しくない
自分で運転することで、スピードをコントロールして移動する
そのコントロールが楽しい


エスカレーターと同じだけれど、エスカレーターは別に好きではない
乗っていて楽だけれど、楽しいのとは思わない
エスカレーターは原則歩いちゃダメだからかな


なぜ、動く歩道のみ自分は楽しいと感じるのだろう


まわりの気色を見ると、歩く以上に速く移動している
歩く時の力で、ジョグしているようなスピードになる


力とスピードのアンバランス
その違和感に魅力を感じる


月には言ったことがないけれど
重力の軽い場所で動いているかのような浮遊感


動く歩道
それはスピードコントロールできない楽しさ
それも全くできないのではなく、速く歩こうと思えば速く歩ける
コントロールできる部分と出来ない部分のバランス


コントロールできない楽しさ
それだけでは楽しくないけれど、できる部分と出来ない部分がある
それが楽しいのかな




金ぴかの腕時計はちょっとなあ度  ☆☆☆
楽しく歌ってますが伝わります度  ☆☆☆☆
楽しければオッケイです度     ☆☆☆☆