印象と好感または関心

毎日使う駅だったり、お店だったり、その他特定の場所だったり
同じ行動をとっていれば、そこで出会う人がいる
同じ時間同じ場所という行動を繰り返していれば、同じようにたまたまその場所にいる人はいるものだ
自分がそうであるように、その人もまた、何らかの理由により同じ行動をとっている
意識していないだけで、そこには必ず同じ行動をとる人がいる
意識していないから気づかないだけ
複数回同じ顔を見るにつれ、やがてその人に気づくこともある
仮に気づいたとしても、知り合いでもない限り、別段意識せず、特に何らかの感情は湧いてこない
それが、1週間であっても1ヵ月であっても1年であっても同じだ
5年間毎朝駅で見かける人がいても、特に感情はわかない
その人に対し、何か特定の意識は普通もたない
つまり、同じ顔を見たとしても、同じ場所である限り、それが何回でも特定の意識はもたない


しかし、それがいつもと違う場所で見かけたというときはどうだろう
あそこで見かけた人がここにもいた
それだけで多少、意識はその人に向く
それでもその場所が、近くだったり、または普段その人を見かける場所と同じような店だったりすると、ああ、そういえば、あの人、あの店でよく見る人だな
そう思う程度だ
いつもと違う場所で見かけることで、普段意識していなかった人に対し、何らかの意識を持ち始める
無意識だったものに対し、意識のベクトルは、過去に遡る
思い出して、「そういえば…」といった感じで時間軸が逆流する
つまり、同じ顔を異なる場所で見かけるとき、それが通常予想しうる範囲での場所である限り、止まっていた意識のベクトルは過去に向かって動き出す



さて…



これが通常予想しうる範囲を超えて、予想外の時間や予想外の場所となるとさらに状況が異なる


長くなりそうなので、あす以降また考えよう