民族と言語

民族の定義
それなりに難しいかもしれない
とりあえず、文化的共同体
それくらいにして考える


言葉が民族を作るのか
民族が言葉をつくるのか
民族と言葉
これはどういう関係なのだろう


日本は単一民族と一般に言われている
日本の中では日本語
アイヌなどの問題もあるけれど、とりあえず日本語で通じる
日本語という言葉の共通体が、日本の枠組みを作る?
それは違和感がある
日本は島国
日本語が通じる国境が物理的に存在するから


ならば、アジア、ヨーロッパなどはどうだろう
人間が決めた国境というラインで、政治が変わる
政治が変われば経済が変わり、経済が変われば文化も変わる
文化が変われば言葉も変わる


言葉が変われば、その言葉を使用する者のみで一定の価値観を共有することとなろう
自然の地域的影響、例えば気象状況や砂漠なのか山岳なのかといった地理的状況等から生ずる価値観の違いはもちろんあるだろう
価値観の共有は他にもあると思う
言葉を共通にすることで、意志疎通が容易になる
S・V・OなのかS・O・Vなのかといった、言葉の並び方からくる思考過程が影響する
思考過程が共通であれば、やがて価値観も共通する点も多々生じるはず


価値観が共通する
そうすれば、同じ価値観を持った者どうしが共同体を作り、民族を形成する
ひとたび形成された民族は、その中で細分化することはあるにしても、他の民族と異なった文化的進展をとげることになると思う
1つの共同体すなわち民族として区切られてしまうと、その後、他の民族との接触は、自己の属する民族の価値観が許容しない限り、接点はなくなる
そう思う


とすれば、言葉が民族を作る


んんん
これでいいのかな


民族が言葉をつくる
そういう場合もあるかもしれない
明日以降の思索に続く




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写真も少ないのは仕方ない度           ☆☆☆☆
バカテクではなくとも、心に響かせるものがある度 ☆☆☆☆