サーフィン


小さい頃から憧れていたサーフィン
ハワイなどのビッグウェーブに憧れがある
憧れはあれど、実際に目にするのは、湘南などでよく見かけるサーフィン
小さな波で、大きなボード
こんな小さな波で、そんな大きなボードはいらないだろうと思っていた
憧れていたイメージが壊れていく感じ

小さい頃、サーフィンに憧れていたときに頭の中にあった音楽は、アメリカングラフティのサントラのような曲
多摩の山の中で育った自分には、普段の生活とかけ離れた映像と音楽にとてもウキウキした
でも湘南の海には、あのウキウキした音楽は似合わない


サーフィン言えばBEACH BOYSもイメージするけれど、実際にメンバーでサーフィンをするのは一人だけ
そのデニスも水死してしまった
それとともにいつしか自分の頭の中にサーフィンの憧れが薄れていく


でも時間の余裕ができたらやってみたいなあ
海と言えばかつて音楽もBEACH BOYSをイメージしたけれど、今やサーフミュージックと言われるJACK JOHNSONTED LENNONが人気だしなあ


ビッグウェーブは豪快
簡単そうに見えるけれど、波に乗るのは難しいらしい
今一つ好きになれなかった湘南のサーフィン
どうも見てもセクシーではない
でも実際にやってみれば楽しいのだろうなあ



ビッグウェーブに縁がないのならば、こんな感じでもいいのだ
これもテクニックを要求されるけれど、危険度は少なそうだし
楽しそうったら楽しそう


どうしてサーフィンに憧れているのか
あまり真剣に考えたことはなかった
なぜなのだろう
湘南で楽しんでいる彼らの中には、カッコいいからというその見た目が理由の人もいると思う
でも自分は違う
見た目で憧れていたのではない
どこに惹かれているのだろう


波乗り
自然が相手
地球が相手
自分と地球との間にはボードが1つあるだけ
そこに地球を肌で感じることができることに、1つの理由はある


他には…
道なき道を波に乗って自由に操る
そこに行動の自由、意識の自由が感じられる
その他には…


同じところにとどまることが出来ない
前に進むことしかできない
そしてそのスピード感
それもある
他にもありそうだ…



波乗りのバランス
そう、バランスだ
あのあやういバランス
ちょっと崩れてしまうと、海に落とされてしまうあの絶妙なバランス
自転車と同じ
前に進むことでバランスをとる
膝を曲げてバランスをとり、全身がクッションのように柔らかく
一瞬でもその緊張感を落とせば海に落ちる
常に前に進むことだけを意識して緊張し続ける
あのあやういバランス感覚と緊張感
多分、それに憧れるんだなあ


あやうさの感覚
好きだなぁ


子、孫、ひ孫で130人って凄いぜよ度          ☆☆☆☆
70歳なんて早すぎるぜよ、まだまだ頑張って欲しかった度 ☆☆☆☆☆
ゆっくり天国で休んで欲しい度             ☆☆☆☆☆