客観的な色②

客観的な色
多分それはない

人間が見つめてそう感じているだけ
人間の視覚がそう感じているだけ
リンゴそのものが赤い色をしているわけではない
リンゴの表面が、太陽の自然光に反射されると赤く見えるだけ
その証拠に、トンネルの中など、黄色い光の中では、物は違った色に見える
トンネルの中のリンゴもトンネルの外のリンゴも同じもの
けれども色は違って見える
それは以前考えた


光の三原色と
色の三原色の違い


光の三原色
それは合わせると白くなる
赤、緑、青
この3つを混ぜると白くなる
混じることによって白くなる
明るさが増すことで白くなる
個々の色の最高の明るさは白ということ


色の三原色
それは合わせると黒くなる
赤紫、青緑、黄
この3つを混ぜると黒くなる
明るさが減ることで黒くなる
個々の色の最も暗い色が黒ということ


客観的な明るさ
それがもしあるならば、光の三原色
それはいくら三色を合わせても、白っぽく見えるだけで、実は白くない
多分そうなる


客観的な色
それがあるならば、色の三原色
それはいくら三色を合わせても、黒っぽく見えるだけで、実は黒くない
多分そうなる


けれども、光の三原色も、色の三原色も、白くなり、黒くなる
それは人間には区別することのできない色となる
明るさも色もあくまでも主観的なもの
そう見えるだけ
そう感じているだけ


客観的なものではないと思う


もし、客観的な色というものがあるとすれば
鏡は何色?


銀色とは、光の反射率が100%に近い色のことをいうと思う
逆に光の反射率が0%に近いものが黒
そう思う


リンゴは赤だ
だれが見ても赤い色だ
そういうならば
客観的な色があるというならば
鏡は何色?


人の見ていないときの鏡の色は何色?
誰も見ていないときの鏡は何を写しているの?


人が見ていて、光が反射しているのを感じるから
それを主観で感じているから
だからこそ鏡は鏡として存在する
誰も見ていない時でも鏡は存在する
もし客観的な色があるというならば
鏡は人が見ていなくても、鏡としての色が存在するはず
誰も見てなくても光を反射することの意味
それは何を意味するのか
光を反射させて初めて色というものの意味はある
物質から反射された光が脳を刺激し、それをどう感じるかで色が決まる
そうだと思う

それゆえに、色はすべて主観的なものなのだと思う



動画がないのは仕方ない度  ☆☆☆
のんき度抜群爽やか度    ☆☆☆
ゆっくりまったりのんびり度 ☆☆