夜空の星

オリオン座といえば、冬の風物詩
そのオリオン座をこの時期に見た
そう、午前3時頃なら見えるんだ


何年ぶりだろう
夜空の星たちを見たのは


普段は星が見えてもせいぜい3つ
星座なんてとてもとても
明るく見やすい北斗七星やオリオン座も見えない


でも見えた
しかもこの時期に
それもはっきりと
もう満天の星といってもいいくらい星だらけ


小さい頃は東京でも天の川を見ることができた
今は見えない
夜中の3時頃、人里から数キロ離れた山の中で
一人ポツンと自転車をこぐ
見渡す限り、人家の明かりはほとんどない
そんな中、空を見上げる
もう何年振りだろう
何年か前に秩父の山の中で見た満天の星空につぐ星の量

普段見ることができない星
どこか遠くに行かなければもう見ることができないと思っていた星
自宅からわずか60〜70km離れるだけで見ることができた
それも冬にしか見ることができなかったオリオン座
夜中のわずかな時間であれば、今の時期でも見ることができる
地軸の傾きがあるのだから、当然と言えば当然
けれどもその当然さを知らず知らずのうちに忘れていた


見たくてもなかなか見られなかった夜空の星
本当に見たいと思うのならば、見ようと努力すれば見ることができる
いつの間にか忘れていた努力
冬に見るものだと決めつけていたその思い出


満天の夜空の星たちを見て
何か初心に帰ることができた気持がした


夜空の星たち
満天の星たち


かれらはいつでもどこでも
見たいと思うところで輝いている



空高く響けその声度     ☆☆☆☆
手を上に上げてちょんまげ度 ☆☆☆
ところでキリエって何?度  ☆☆☆