ミュージカル③

昨日からの続き

音楽に主体性をおいているミュージカルは、日本ではあまりうけないのはなぜなのか


音楽に主体性をおくということ
それは、オペラのようにセリフである歌詞が音楽となることもあるということ

そういえば、オペラも日本では一般化していなさそう
演歌の歌詞に合わせて体を使って表現し、演歌をオペラのように舞台で見せるのは聞いたことがない
あるのかな
1曲か2曲、振付程度で終わるものならありそうだけれど、全体としての戯曲となると、思いつかないなぁ


歌詞が音楽となることもあるということ
それは、セリフで表現すべきところを歌詞で表現するということ
それは、細かな感情表現は体の動きで表現する必要があるということ


ミュージカル
それはダンスに歌詞がつくものなのか
それは歌詞にダンスがつくものなのか
そのどちらななのかは分からないけれど、ミュージカルはその両方を楽しむもの


映画との違い
ミュージカル
その演技にリアリティーは要求されない
喧嘩をしている場面でも、踊りながら爽やかに喧嘩するのがミュージカル
ふられる場面でも、今生の別れのようにがっくりと体の全体を使って残念がる
願いがかなえば、どんな小さな願い事も、宝くじで3億円が当ったかのような満面の笑みで表現する
そのすべてが非現実的であり、オーバーアクション


芝居との違い
芝居
その演技に多少のリアリティーは要求される
いかにその役になり切るか
観客は、ただ役者の一挙手一挙動のみに気をとられる
後ろの席まで聞こえるように、声は大きいけれど、その動きは繊細なものもある
芝居はあくまでも目で楽しむもの
耳も楽しむミュージカルとはそこも違う


ミュージカルはなぜ日本ではうけないのか
明日以降の思索に続く




いい曲は、誰が演奏してもええな度   ☆☆☆
いい曲は、演奏していると顔に出るな度 ☆☆☆☆
いい曲は、見ている人を元気にさせる度 ☆☆☆☆