印象に残るCM

ふとしたことで、たまたま辿り着いたこのCM
自分の頭は、一瞬で26年前と28年前にタイムトリップした



1984年

26年間、この映像を思い出すことは、ただの一度もなかった
当時、不思議なCMだと思っただけで、特別に好きなわけではなかった


そしてさらに2年前



1982年

共通しているのは、寺山修司のようなちょっぴりアングラの雰囲気を醸し出している不思議な映像
その動きがゆっくりで、それに合わせたマークゴールデンバーグの音楽がマッチしている


その数年後発売されることになる「L' HOMME A VALISE 鞄を持った男」
MARK GOLDENBERG
このCMを観ていたときは彼の名前は知らなかったけれど、このアルバムが発売されてしばらくして彼の名を知り、繰り返し繰り返し聴きまくった

どうしてこのCMをはっきりと覚えていたのだろう
30年近くも忘れていたのに、この映像をYouTubeで観たとき、一瞬で、はっきりと思い出した
30年たっても記憶に残っている映像
何回見ても覚えない映像
その違いはどこにあるのだろう


好きだからかどうかではない
MARK GOLDENBERGの曲は好きだから、今でもしょっちゅう聴いているけれど、この映像を思い出すことは全くなかった
この映像を見て、当時、不思議な気持ちになったことを思い出す
映画と違って、たいしたストーリーがあるわけでもない
純粋に映像美


映像と音楽が見事な掛け合いだったから?
それもある
けれどもそれだけじゃない


この場所に憧れがあるから?
それもある
けれども、この場所に行って、この出演者たちのように行動をしたいと思っているわけじゃない


一体どうして自分にとって印象が強烈だったのだろう


明日以降の思索に続く



数ある1984年ヒット曲といえば、これだぜ度  ☆☆☆☆
人生適当お気軽ニコニコ度          ☆☆☆☆☆
声の掛け合いはゴスペルだぜ度        ☆☆☆