ART2〜シーラカンス


小さな用水路のような川
名前も知らない
こんな何もない通りすがりの場所に、なぜ江東区シーラカンスを作ったのかは知らないけれど
川っぺりに生きた化石と言われるシーラカンス
しかもでかい


ガオ〜


何かを作るのはいいとして、
なにゆえにシーラカンス
実物大だとインパクトがないせいか、非現実的な大きさ
えらくばかでかい

可愛くはないなあ
デフォルメするわけでもないため、ちょとグロテスクかも

その2って何よ
その1は何だろう


銀座の天使と異なり、このオブジェにユーモアは見られない
作成者が何を表現したかったのか、想像してみたのだけれどわからないや
設置した理由は何なのだろう


小さい頃、読売ランドでシーラカンスのホルマリン漬けを見たとき、とてもびっくりした
脚の有る魚
とても強烈な印象だったのを覚えている
魚らしくない魚
動物でもない
今までの自分のカテゴリーの中にはまらない生き物(死んでるけど…)


オブジェは誰かに見られるために作られる
しかし、このシーラカンスは、誰に見られるためにあるわけでもなく
ひっそりと川を向いている(川魚じゃないんだけど…)


誰に見られるためでもなく
何かを目的とするでもなく
ただひっそり、そこにたたずんでいる
多くの人に見られることは最初から求めていない
そういうオブジェもあるのだと
このシーラカンスを見てふと思った



このオブジェを見た子供たち
彼らは何を思うのだろう



そういえば、邦楽初めてだ度     ☆
今見ると、当時の衣装は?度     ☆☆☆☆
規定に拘らない字余りは彼ならでは度 ☆☆☆☆☆