セミの声

セミの声
それはセミの種類によっていろいろある

よく自分が聞くのは、ミンミンゼミ、アブラゼミツクツクボウシ、ヒグラシ等
他にもたくさんあるみたいだけれど、知らない


ミンミンゼミと言えば、その声を聞くと夏を感じる
イメージは、麦わら帽子と虫取り網

小さい頃、麦わら帽子をかぶっていた記憶はないけれど
ミンミンゼミと言えば、いつもそうイメージする


今日聞いたセミの声
風の心地よい山の中で涼しげなセミの声
ヒグラシの声
「カナカナカナ…」というちょっぴり寂しげな音で聞こえる
どうして寂しげに感じたのかな
その音色にもあるけれど
涼しくなってから聞くことができるセミだからなのかな


風鈴に清涼感を感じるのは、その短冊のせいではないかと考えたけれど
ヒグラシが鳴く姿を見ても、清涼感はないよなあ
声だけで、涼しさを感じる
実際涼しいのかと言われれば、疑問に思う時もあるけれど
その声を聞くとちょっぴり涼しさと寂しさを感じる

小さい頃の、夏休みが終わってしまうという寂しさがフィードバックするのかなあ
そうだとすると、音で状況を覚えているということになる


ある音を聞くと、不思議と何かを思い出す
もやもやっとした感じ
ヒグラシの声にもそれがある


当時、そのヒグラシを意識して、聞いていたわけではないのに
その声には、今でも何かを思い出す
はっきりとしたイメージではないし、別にどうでもよさそうな小さい頃の日常の姿
どこどこに行った、なになにをした、そういった具体的なものでない、日々の日常をふと思い出させる


意識していなくても音で体が覚えているものがある
その音が好き嫌いの類ではなく、ただ普通に耳に入っているものであってもだ
でも、好きな音であれば、体が覚えていやすいのではないかな
今まで、ヒグラシの声を聞いて、ああいいなぁとおおざっぱに感じていただけだった
ウグイスやフクロウの声のように、特別に好きだなぁと意識したことはなかったけれど
もしかしたら、小さい頃から、ヒグラシの声は好きだったのかもしれない
好きな音
それは意識して好きか嫌いかで分けるもの
でも無意識に好きだった音、そういうものもあるのかもしれない
ふとヒグラシの声を聞いて考えが膨らんだ



ディクソンが動いてる!!!ビックリ度  ☆☆☆☆☆
ぶっとい指だ、でも柔らかい度      ☆☆☆
体格が音に出ますな度          ☆☆☆☆