13枚目〜ソフィア・クラムスカヤの肖像
イヴァン・クラムスコイ 「ソフィア・クラムスカヤの肖像」 1882年
サンクトペテルブルグの国立ロシア美術館所蔵
昔のレニングラードという地名を捨て、サンクトペテルブルグに復活してからもう20年近いんだなあ
国立ロシア美術館展開催中、この1枚の絵を見たさに何度も通った東京都美術館も、改装でしばらく休館
とても寂しい
あの入口の銀色の大きな玉も最近、館内に閉まってしまったし
16歳の娘さんを描いたと書いてあったけれど、日本の16歳とずいぶん違うのだなあ
だいぶ大人びている
きりっとした視線が知的に見える
この絵が好きで、ネットでだいぶ探したけれど、大きな写真はでてこない
アルファベットでもでてこない
こんなにステキな絵なのに
仕方なく自分で写したけれど、ネット上で画像保存する人って、そんなに多く国の人はやらないのかな
東京都美術館のHPに載っているこの小さな写真はたくさんでてくるのだけれど
本物は、大きな絵でとても夢中にさせられる
今でもはっきり覚えている
斜め前に視線が来る感じ
数メートル離れた所に立つと、彼女と視線がちょうど合う
そのその瞬間、館内の人たちの足音も聞こえなくなる
時が止まり
音も止まる
静まり返ったその瞳の行く先は、
一体何を見つめていたのであろうか
良く言われる玉たま転がる度 ☆☆☆☆☆
スインギ‐とは彼のためにある度 ☆☆☆☆
動いているのが見たかった度 ☆☆☆