顔の表情と行動

電車に間一髪乗り遅れてしまうとき
ばつが悪そうにニヤけている人をよく見かける

欧米人にはそれが不思議だと、何かの本で読んだ

乗ろうとして乗れなかったのだから、
悔しい顔をするか、さもなければ、チキショーめと怖い顔をするか
そのどちらかになるのが自然なはず
少なくとも残念な顔になるのが普通

けれども、日本では恥ずかしげに笑みを浮かべる
その次にとる行動は、その場から、離れようとする

そこで乗ろうとしたのだから、次の電車を待つべく
その場にとどまってもいいようなものの、その場を離れる

確かにばつが悪いというのもわかる

では、そもそもなぜばつが悪いのか

自分のとろうとした行動に失敗したから?
失敗したことを他人に見られたくないから?
失敗したらなぜ他人に見られたくないの?
乗り遅れたといっても、そのことを周囲の他人が怒るわけでもない

それでも乗り遅れた人は、ばつが悪そうにする
でもそれは、乗ろうとした人が悪かったから乗れなかったわけではない
そこにく来るのがほんの少し遅かっただけ
誰が悪いという問題ではない

こういうときは、何事もなかったかのように、堂々としているのがかっこいいかもしれない



隣に座られたらビビる度     ☆☆☆
ごちゃごちゃ言ってんじゃねぇ度 ☆☆☆
なんか文句あっか度       ☆☆☆☆