水平線
今朝、通勤電車の中で、アルコールの広告に写っている帆船がキレイだった
その後ろには、水平線が見える
そういえば人間の平均身長の高さから見ると、水平線まではおよそ4kmだそうだ
もし、海の真ん中で、ボートに浮かびながら360度を見渡した場合、
地球一周を見渡すその円周距離は、4km×2×3.14=25.12km
ぐるっと約25kmの距離を見渡せることになる
地球は丸いのだから、水平線も当然に弧を描く
さて、これが人間の高さを考慮しないで、すなわち二次元の平面の世界で考えた場合、
ぐるっと一周を見渡せば、直線で見えることになる
直線で見つめた場合、一周すればもとに戻るのは当たり前なのだけれど
弧を描きながら、一周してもとに戻るというのも、なんとなく不思議な気持ちもする
直線で見つめた場合と水平線を追って弧を描きながら見つめた場合
そのどちらも、当然のことながら、人間の目からの距離は一定を保っている
にもかかわらず、直線でも、弧を描きながらでも、一周すれば、もとに戻ってくる
当たり前と言えば当たり前なのだけれど
なんとなくすっきりこない
比べる対象が、立体的な3次元レベルと平面的な2次元レベルであるからなのだろうけれど
見えない水平線度 ☆☆☆
澄みきった水が流れる度 ☆☆☆☆☆
天使の微笑み度 ☆☆☆