客観的・絶対的な色は存在するのか

自分は、左右の目で、物が同じ色に見えない
片方がうす暗く見えている
どちらが正しい色なのかわからない
「正しい」色って何?

小学生の頃、疑問を抱いた

今、自分が空を見上げて「青い」と感じている色は、他の人も、同じように見えているのだろうか
自分が「青い」と思っている空の色が、もしかしたら他人は自分が「赤い」と思っている色を見ていることはないのだろうか

もしそうであるとすると、その違いを誰かに説明するにはどうしたらよいのだろうか

自分が感じている美しいと感じる空の「青い」色を、
この美しさを
他人と共感することはできるのだろうか

自分の見ていることが、他人も自分と同じように見えているかどうかなんてわかりようがない

おそらく説明することはできない


自分の目で見ている「青い」空
とてもステキだと思う


シマウマは、あの白黒が保護色だという
彼らを襲う肉食獣は、モノクロでしか目が見えず、シマウマの模様は、まっすぐに生い茂る草木に写るという

見る動物によって、カラーだったり、モノクロだったり様々だ
モノクロと言っても、人間の目を通して見ることのできる白黒であるのかどうかはわからないけれど


もし客観的な色・絶対的な色というものが存在するのであれば、
どんな色なのだろう

トンネルに入って黄色い光を浴びると、身の周りの色は変わる
もし、客観的な色というものが存在するならば、何色の光を当てられても色は変わらないはず
ゆえに、客観的な色なんてないはず
物質の表面に反射した光が、その反射の仕方によって色々な色に見えるだけだと思う
青い光をあてれば、あてられた物も青っぽくなる
物質そのものが、光を発しているわけじゃないのだから

ホタルの光
あれはどうなんだろう
自ら発していると思うのだけれど

ホタル同士だと、何色に見えているのだろう

光の三原色
3つ合わさると白くなる

これに対し、色の三原色
3つ合わさると黒くなる

物質そのものが光を発しているのか、反射したものを見ているのかの違いにすぎないのだけれど
なんとも不思議

地平線が見える度  ☆☆☆
人間も動物だ度   ☆☆☆☆
原色カラー度    ☆☆