ミュージカル⑥

昨日からの続き

なぜ日本ではミュージカルはうけないのか


今までの考えをまとめると

1 日本語は母音が多い
2 オーバーアクションの土壌がない


ん…、他になんだろう


基本的に普通の芝居にはリアリティーが多少求められる
そこで起きていることが事実であるかのように演技する
ミュージカルにはそれほどリアリティーは求められない
そこで起きていることは事実であるかのように演技しているわけではない


表現手段としてのリアリティーの違い


リアリティーってなんだろう
現実に類似させることの意味
実際には起きていない事実
それをあたかも今そこで起きているように見せかける
その目的は、現実との限りない一致性
起きていることが事実であるかのように思わせることが大事
実際にはその場にいないため体験していない事実を、あたかもその場にいて体験しているかのように思わせる
演技という表現を外から見ることで、役者の内面を感じ取っている
自分が当事者であるかのように


それは芝居


ミュージカルにはこれは当てはまらない
その踊りによる表現は、今そこで起きていることが事実であるかのように見せることが目的ではない
現実とは一致しない
起きていることは事実であるかのように思わせることは大事ではない
決してその場に自分がいて体験しているかのように思わせようとしているのではない
演技という表現を外から見て、役者の外面から醸し出される雰囲気を感じ取っている
観客は当事者として観ているのではない
自分は第三者であるかのように


ムムム…少しずつ違いが見えてきた


明日以降の思索に続く



名曲はいつ誰が歌ってもええな度   ☆☆☆☆☆
ソロもいいけど大人数もええな度   ☆☆☆
こんな島で暮らせたらハッピー度   ☆☆☆☆