PCの弊害

誰でも容易に情報を得ることができるようになった現在、その情報量は以前の比ではない


情報が氾濫すればするほど、必要とする情報が埋もれてしまい、情報の取捨選択が必要になる


かつて活字は、本や新聞などの紙媒体とテレビのニュースを通して目につくものだった

それは、必ずと言っていいほど、複数の目でチェックを得た後に公開されていた

しかしホームページやブログが広まった現在、PCを通して、個人の主観のみで活字となるものが多くでるようになった

このブログだってそうだ

フィルターのかからない安易な主観が、やがて暴走しだすこともあるかもしれない危険は、常につきまとう



表現手段が広がったのはメリットではあるけれど、それは同時にデメリットをも生み出す


活字は手書きよりは読みやすい
読みやすいと記憶に残りやすい
記憶に残りやすいということは、注意していないと、いつの間にか主観でしかない情報が客観的事実であるかのように誤解してしまう


また、PCは調べ物をする時間が短縮されたというメリットの裏に、答えに辿りつく時間が短縮された分、考える時間も短縮されている
それは安易に調べて、答えが出てしまったかのように錯覚してしまうこともある

自分でものを考える力が落ちてくるかもしれない


あまりものを考えもせず、自分だけの世界に入り込む危険はあると思う

主観のド壺にはまりやすい自分は要注意だ



ベースかっこよさ度  ☆☆☆☆☆
心のつぶやき度    ☆
ナルシスト度     ☆☆☆☆